ブレーキピストンツール 2002.11.20
純正工具のご紹介

リセッティング/エクストラクティングツール 3272  実はこれがないとピストンを押しこめません。

持ってみると意外と重い。
ねじはM16P2
ハンドルをCWに回せばピストンを回転しながら押しこめるというもの。ピストンに引っ掛けるつめ部
※ピストンを回すだけでは入っていかないんです。押しながら回さないといけないのでこのツールが必要なのですね。
トヨタ車(TA45ちょっと古すぎるかなあ)のつもりでKTCのブレーキツールを使って回したけど空回り、ダメでした。ガックリ

ディーラの話では、モータース(なぜかトヨタでは昔から町の整備工場のことをそう呼んでいる)からも同様な問い合わせがたまにあるとのこと。みんな最初はそうなんだー。

穴の大きいキャリパーに3272を使う場合には、このアダプター 3272/1 を併用して引っ掛ける。

3272の写真はディーラーで撮影させてもらいました。

$110.00こちらに価格表があります

これをコピーすればいいわけである。
こちらだと$85ですね。
                2002.9.28

大昔に買ったKTCのブレーキツールセットAB14(当時けっこう高かったと思うけどいくらだったかなあ)

このセットの中にあるローター(AB-52 4980円)を引っ張り出し、ねじ込む機構のみの製作となった。

※今ならフォルクスワーゲン用のABX104 2940円が用意されています。これも買ってしまいました。2002.10.25更新
ローターの写真big  small

ちょうどいいサイズのカラー(というかプレス機のアタッチメント)が落ちていたので、それを利用することにしました。
丸棒から削ると切り粉もたくさん出るし、加工時間もかかる。これはラッキーだった。旋盤で少し削ってタップを明けて完成。ちょっと短いので持ちにくそうなので、ジュラコンのカラー(旋削加工)を後で圧入しました。後でわかったことだが、このほうが軽いので作業性が良い。市販の工具は、整備経験の少ない人が設計しているから、使いづらいものが多いね。HASCO、KTC、MATRA、KLANNさん。

写真はカラーにM14P2タップを立てているところ。
一応これで完成。

ボルトはフライス盤を駆使して、先っぽを2面幅9.5mmに加工。ボルトの頭に5.1mmの穴を明けてステンレス棒を差し込んでハンドルとしました。

2面幅9.5mm部は落下防止の工夫はしていないので、こまはポロンと落ちるけどまあいいでしょう。

実はジュラコン部分の外径は39mmじゃないとダメなことが判明したので、後で手直ししました。
ローターの落下防止

M14のボルトの頭を9.5sqに削っただけでは、ローターが落下してしまいますので、M16ボルトに変更し9.5sqアダプターを加工して圧入しました。(ボルトの先を加工、めねじもM16でタップし直しています)

左上に見えるねじは作ってはみたが、重いので作業性が悪いので霊屋行きとなりました。ほしい人がいればあげますよ。
2作目 圧入前写真

2作目 完成写真

実は1作目の方がジュラコン部に段つきがあり、つかみやすく落としにくいのでGOODだった。
ブレーキピストンツールは、台湾製のものが、オークションで3800円で販売されています。作るよりは楽だし、安上がり。

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