DUOのスマイルパスポートによる、オイル交換の残り分がなくなってしまった。そこで今回からオイル交換を自分で行うことにしました。 | |
ニュービートル2.0 GF−9CAQY ボンネットフードを開けたところ。 オイルフィラーキャップとオイルレベルゲージがどこにあるかはわかりますよね。 ちょっと一言ボンネット ニュービートルはボンネットを開けたままでも視界が良いのでそのまま庭を移動できます。 |
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交換するオイル、フィルター、工具等を準備しましょう。 選定したオイルはVW規格の例のやつ(10W-40 SL 部分合成 ESSO Ultraflo)ではなくて、ジェームス安売りの富士興産の10W-40 SL(1980円) ちょっとやばそうであったが規格を通っているのであれば、どうせ5000kmで交換するのだから安いオイルでいいや。焼きつくことがあったら販売店が保証してくれることでしょう。 |
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私の場合は、オイル交換でジャッキアップなどせず、石垣のぎりぎりまで車を持ってきて、畑に立って行っています。 落下に注意、作業終了後が危ない。過去に事故1件あり(友人)。 |
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アンダーカバー取外し トルクスドライバーT25で4箇所のねじを外せば、後方にスライドさせることにより差込部が抜けます。 |
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あらかじめ廃油受けを用意しておき、ドレインボルトをゆるめます。工具はソケットレンチ二面幅19です。けっこう固くしまっていますので、スピナハンドルを使って緩めたほうがよいでしょう。
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ドレインガスケットを交換するつもりで用意していましたが、AQYエンジンのドレインボルトはガスケットがボルトの首のところから取れない設計であり、交換する場合はガスケット組み込み済みボルトごと交換する必要があります。ガスケット部を点検したところ、再使用できそうでしたので今回はそのまま使うことにしました。 ガスケットつけ忘れ防止、あるいは廃油受けの中にガスケットだけ後から落下することを防止する意味でこうなったんでしょうか? ディーラーでドレインガスケットをくれといって品番を調べてもらったが、ボルトとASSY(N 908 132 01 ・210円当時 後に483円)じゃないと出せないと言っていた理由が外してみて初めてわかりました。 オイルが流れ落ちてポタポタとなったら、オイルパン側をウエスで拭いてから、ボルトを取りつけます。 ドレインプラグの締付けトルク 30Nm ドレインプラグは、昔のモデルはワッシャ組み込みタイプではないので、古いGOLF2の時代のパーツを使えばワッシャだけ交換できるんだよ。 ワッシャ N 013 849 2 ・147円 ボルト N 902 889 01 | |
次はオイルフィルターを交換します。 オイルフィルターレンチはハゼット2169を使いました。 緩めると、オイルクーラー内部に溜まっていた廃油も周囲からダラダラ垂れてきますので、注意が必要です。 ここでレンチとオイルフィルターが分離できなくなるトラブルが発生しました。内部のオイルを抜いた後地面で コンコンたたいて外しましょう。 交換フィルターのオイルシール部分にはあらかじめオイルを少量塗っておく。 交換フィルターを手でねじ込み、パッキンが当たったら、レンチで締めます。 オイルフィルターには締付けトルク20Nmと印刷がありますが、実際にそれくらいのトルクが必要な感じでした。 | |
ようやくここで新しいオイルを入れます。
よい漏斗が無い場合はペットボトルの上部を切断したもので代用できます。 今回はオイル4Lまるまる全部入りました。 | |
オイルフィラーキャップを締め、エンジンを1分ほどかけて停止させ、オイルレベルゲージで量を確認しましょう。 | |
気になる廃油ですが、とくに水分の混ざりなどはない。オイルフィラーキャップにマヨネーズ状の物体が付着すると、ディーラーではオイルの中にも水分がありますので...と言いますが、そんなに水があるのなら廃油も白濁しているはず。こんなもんですよ思うこと自体黒服失格。 廃油では白濁見られないことから、あの見分はいいかげんであり、やはりブローバイガス還元パイプがエアインテークダクトにつながるところにあるチェックバルブが機能していないことに起因する不具合であり、外気が冷やされてオイルフィラーキャップに結露してオイルと混ざる、これしか考えられません。 エンジンが停止した後、フレッシュエアーがブローバイガス還元パイプ内に入ってくること自体がおかしい。トヨタのEFI車はブローバイガス還元はサージタンクに戻している。スロットルバルブが閉じていれば外気がクランクケースに入ってくることはない。VWはスロットルボデーの前に戻しているが、この部のいいかげんなチェックバルブが不具合の根源であると思われる。 | |
でもよーく考えると安いオイルを買ってきて自分で交換するよりも、ジェームスのピットメニューでオイル+オイルフィルター交換がキャンペーン中は意外と安いので、廃油の処理や汗かきタオルの洗濯、ウエス汚しを考えるとショップに任せたほうがよいかもね。 というのはジェームスでESSO Ultraflo 10W-40 SL 部分合成 の4L缶を買うと3980円しますが、ピットメニューでオイル交換してもらうと同じオイルを使うのに3380円で交換してもらえます。要するに缶売りの価格が高すぎるというわけである。フィルター含めた交換でも4480円である。これに使用するオイルフィルターはBOSCH Y-13 (0 451 103 070-44N)1900円、(でも箱の中身は0 451 103 314=1300円 とちょっといんちき) どう考えてもピットメニューの方がお徳です。 | |
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