ニュービートル・ウインカーリレーの点滅周期を変更する


ニュービートル・ウインカーリレーの周期をながーく変更する   2005.9.14
かねてから、ちょっと遊んでみようと思っていたのがウインカー・ハザードリレーである。
カチカチやかましいし、ふるーい車のような頼り無い長い点滅周期にしてみました。
この改造は保安基準に適合しません。

あらかじめ、ハザードスイッチを車両から取り外します。
スイッチコンソールパネルを分解し、ハザードスイッチのコネクタを抜いてから、 スイッチを手前側に押し出せば、ポロンと抜けます。

スイッチ本体を分解します。
竹の割り箸を削った棒で、ベラを押しながら指で押す部分を慎重に外します。
外すとLEDが見えます。
ステンレスの板t0.5 で作った自作取り外しツールを用いて、ケースから本体を取り外します。

品番 1C0 953 235B 正規に買うと \6,720だそうです。
このように分解します。

黒い物体がリレーで、その周辺に点滅回路があります。
点滅周期を決める電解コンデンサ4.7μF100Vとパラレルになるようにコンデンサを追加します。
私はパーツボックスにあった6.8μF35Vを追加しました。極性に注意しましょう

これで周期は2倍強になるはずです。

車の電源は公称12Vですが、チャージ時は14.5Vぐらいになりますし、充電回路のボルテージレギュレーターがショートして壊れると18Vぐらい印加されますので25V以上の耐圧が必要です。
こちらから見るとこんな感じです。
ハザードスイッチには数種類あり 2001年モデル についていた 1C0 953 235 右の場合は、改造が困難です。
左の1C0 953 235 B の場合は上記の記述のように改造できます。
改造できるほうはWBS+DI+OMRと印刷されています。
OMRというのはどうもオムロン製のリレーG8N-1を使ってあるとの識別のようです。

リレーのカチカチ音はオムロンのほうが小さな音です。
1C0 953 235B 改造するならこっちです。
1C0 953 235
リレーコイル巻き線が見えるこのタイプでは、基板を外さないことにはコンデンサの場所どこかわかりません。バラさずしてわかったとしても、スキマが狭くて半田こてを当てられそうもない。

使用リレーは異なりますが、基本回路は同じようです。




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