フラワーベース・イルミネーション
下から青色LEDで光らせよう

Original Flower Vase Illumination KIT
こちらにご紹介の改造を実施するかしないかは自己判断でお願いします。またここに書いてあることが原因で貴殿が被るあらゆる不利益に対して私は責任を負いません。ましてやここに記載された内容をもとにVGJに問い合わせ等なさいませんようにお願いします。
We can not be held responsible, however, for any damage that these tips might cause. You use them at your own risk.
フラワーベース   一輪挿し
かねてから、フラワーベースが光ればいいのになあと思案しておりましたが、
このたびようやく改造に至ることができました。    2003.8.16
フラワーベース改造のあらまし

まずは、小さく切ったユニバーサル基板にチップ抵抗820〜1kΩ、青色チップLEDを半田づけします。

リード線(40cmぐらい)を半田づけし、熱収縮チューブで固定。
リード線の一方は5mm半田あげして、後で作る引き出しケーブルに接続できるように加工(コネクタはなし)。

基板の裏面にはは両面テープを貼っておく

大事なこと:フラワーベースと底のクリアランスは約5mmしかありませんので、両面テープを含んだ厚みは4.5mmぐらいに抑えましょう。


改造キット
これが、フラワーベースイルミネーション改造キットの全貌です。

右ハンドル車のみ適用

基板の貼りつけ
フラワーベースを取外し、製作した基板をフラワーベースがささるところの底面に貼りつけます。

電線を持って基板のLEDの光る部分がフラワーベースの中心に来る様に、ピンセットや竹の棒で補助して位置を定めましょう。

スイッチコンソールパネルを取外しておき、リード線をフラワーベース取付台の左の穴(=センターパネルの右側にはこの取付台との嵌合穴があり、電線を通せる)センターダッシュパネルを通して引き出します。

(実車をよく見るとわかるが、フラワーベース取付台との境に穴が開いていて、そこから電線を通すことができる。右ハンドル車のみ)

スイッチコンソールパネルの取外し方は、こちらを参考に。

電源は、リアデフォガースイッチの照明から取りますので、引き出しケーブルの先端はこのように、リン青銅の板材をまげて作ります。
要は、メス接触子の後ろからタブの代わりに差しこむわけです
他方はLEDからのリード線を容易に接続できるよう、適当なコネクタを圧着。
ここではJST XHコネクタを使いました。

リアデフォッガースイッチから電源を盗む
引き出しケーブルを、リアデフォッガースイッチ・コネクタの後ろ側から差してイルミネーション電源を盗みます。
接続先はリアデフォッガースイッチのコネクタT6b
8L0 971 972
1番ピン(IL)緑/水色へ  +側
2番ピン(GND)茶色へ   −側を接続。 ぶっちゅん。
引き出しケーブルをLED側のリード線と接続し、振動で外れ無いように、ビニ帯等で既設電線に縛りつけます。

フラワーベースなしで点灯
試しに点灯させてみましょう。

輝点が中心にあればOKです。

表面実装部品を使用し、フラワーベースの真下に光源を持ってくることにより、少ない光量でも花びんを上手に光らせることができる。

プロトモデルに付き基板むき出しですが、透明熱収縮チューブを基板にかぶせると良い。

スイッチコンソールパネルを元に戻しておく。
改造後
改造後
夜間はほんのり青く光ります。

もちろん、照度調整ボリウム連動で明るさを調整できます。

実は青い光は、天井付近にも到達します。田舎道では運転しにくいかも?そんなときは照度を少し下げましょう。


基板グレードアップ   2005.3.29
基板
プリント基板
ユニバーサル基板ではなく、プリント基板を起してみました。
こちらのほうが信頼性が高まりますが、小ロットでは費用がかさみます。
透明な熱収縮チューブをかぶせ、部品引っ掛け保護と、電線押さえ(あまり効果がない)を兼ねる。
LEDの発光部
チップLED
LEDの光る部分は、この四角いところです。
E1S03-ABではカソード(陰極)寄りが光ります。


左ハンドルの場合   2005.1.19
左ハンドル用
左ハンドル用
左ハンドルの場合

左ハンドル用のフラワーベース基台は、花びんとのスキマが1mmぐらいしかないので、真下からの照射はあきらめ、しかたなくサイドに貼り付けます。
花びんをつけた状態で、干渉しないところを選んで基板を貼り付けます。
左ハンドル用
左ハンドル用
上から覗くとこんな位置関係になります。
左ハンドル用
左ハンドル用
別角度で
左ハンドル用
左ハンドル用
電線はこのへんを経由し、
左ハンドル用
左ハンドル用
ダッシュボードへのフック穴のスキマを通して、スイッチコンソールまで配線するか(写真)、 ラジオ左のわずかなスキマから、スイッチコンソールまで配線します。
左ハンドル用
左ハンドル用
写真は、ピュアグリーンのLEDで点灯させたときのものです。
断面が真円であること、そして花びんのシボ(ザラザラ模様)がなくツルツルなので、こんなふうになるんですねー。
拡散のしかたは右ハンドル用とは異なる。
左ハンドル用
左ハンドル用
定番 ブルー
左ハンドル用のフラワーベースを右ハンドル用と同様に目立つように明るく照らすには、もっと光量のあるLEDを使用しないとダメみたいです。
右ハンドル用に作ったLED基板は10mAの電流できれいに照らすことができたのですが、左ハンドル用のフラワーベースでは、真下から照らすことが困難であること、シボ加工が無いことで、期待したほどうまく行きませんでした。
表面実装のLEDを2つおごればうまくいくような気もする。


写真きれいに写ってなくてすみません。悪しからず。
安もんデジカメだとこんなもんです。
たくさんのアクセスありがとうございます。

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となっております。
このモディファイ、世界初だと勝手に思っていました。
しかしながら先駆者がいました。ちょっとがっかり。




応用例   2003.12.20
ブルーのLEDのとなりにグリーンを追加装備し、ウインカー連動で点滅するように改造しました。

こちらの頒布はありません。プロトモデルの紹介のみ。

Panasonic DMC-FZ1

応用例・グリーン ウインカー
ウインカー連動でグリーンを発光

照度調整ボリウムは無効

あまり大きな声では言えませんが、ちょっと回路をインチキしたので左ウインカーのみしか動作しません。
スイッチングダイオードによるOR回路を追加すれば、左右どちらでも動作するようにすることは可能。
スイッチングダイオードによるOR回路、それに加えウインカー作動時にはブルーLEDを消灯させる遮断回路を追加、右ウインカーはグリーンに切り替り、左ウインカーは改造前のようにブルーグリーンになるように変更。  世界初
副産物というか、(回路的にはそうなることがあたりまえなのですか)リモコンによるドアロック・アンロックでも動作してしまいます。

回路図2006.7.21公開
周辺接続
ハザードスイッチから信号を盗む

応用例・スモールON X ウインカー(左)
あらかじめ点灯しているブルーに加え、グリーンも点灯して色が混ざってブルーグリーンもどきになります。
改造後
ブルー・スモールON
これが普通の状態

次なる挑戦は、現在つけている自作インチキセキュリティーシステム(昼間太陽電池で充電して、暗くなると朝まで点滅するもの、元々は道路工事現場等に落ちている夜間点滅するものをばらして、その回路を参考にモディファイ)に連動して、フラワーベースも点滅するように回路を割り込ませようか...
いかんいかん、あれは運転中も点滅するんだった。うっとおしいなあ。また遮断回路を追加しないかんなー。
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