ニュービートル・リアショックアブソーバー交換


リアショックアブソーバーの交換    53766km     2004.12.23
5万kmも走ると、サスペンションもへたってくる。
リアショックアブソーバーを交換してみました。

まず初めに、ホイールボルトを緩め、ジャッキアップして、ホイールを外します。

リアショックアブソーバーの取り外しに取り掛かります。

アッパーボルトをすこし緩めます。
ソケットレンチは16mmです。
ロワーボルト、ナットをを緩めます。
こちらもボルト、ナットの頭は16mmです。
この状態では、コイルスプリングの力でアブソーバーが伸ばされており、ボルトに荷重がかかっており、抜けません。
リアアクスルビームの下に、これぐらいの長さの角材を置き、ジャッキを下ろしていくと、穴が合ってボルトが容易に抜けます。

ロワーボルトが抜けたら、アッパーボルトも外します。
この状態ではまだ引っかかって抜けませんので、 もう一度ジャッキアップすれば、リアアクスルビームが下りて、升からアブソーバーが抜けます。

ダストキャップを外すと、
外すべき、ナットが見えます。

組み付け時の、締め付けトルクは25Nmです。
16mmメガネレンチとモンキーを使って、プライヤーを握るイメージで、緩めます
メガネはナット上半分しか掛かっていませんが、モンキーと干渉しないので意外とカムアウトせず力を加えることができた。
これでアッパーマウントからショックアブソーバーが、分離できました。

機能点検
手でショックアブソーバを圧縮する。
この時、ピストンロッドは均一な抵抗力で働き、ストローク全体を通して引っかかる部分がないこと。
ショックアブソーバのガス充填圧力が充分な場合、ピストンロッドは元の位置に戻る。

まあ、引っかかり、オイル漏れがなければ、ピストンピストンロッドを押し込んで、なかなか元に戻らなくても、まだまだ使えそうだと判断してよい。
NEWショックアブソーバーを組み込んで、ナットを締めこみます。

プライヤーを握るイメージで締め付けます。
締め付けトルクは25Nmです。

忘れずにダストキャップをかぶせておくこと。
アッパーマウントを組み付けます。 位置決め用の穴があいていますので、ここへロワーボルトM10を差し込んで、おおよその位置を合わせ仮締めしておきます。
ジャッキで高さ調整しながら、ロワーボルトを差しこみ、ナットを仮締めします。
ジャッキをもう少し下ろして、テンションがかかったら、アッパーボルト本締め
30Nm+90°増し締め

ロワーボルトナット本締めします。
40Nm+90°増し締め
http://www.bilstein.co.jp/car_index/ volkswagen/img/Golf4_pkit.pdf
こちらも参考に
ソケットレンチ KTC B30−16H(12.7sq) 560円
右は B20−16H(9.5sq)500円
ストレートメガネレンチ スタビレー21/16x18(41051618)2402円
HAZET 2594 (5.1*8.1、6.1*8.1)

ピストンロッドを回す(固定する)ための専用レンチ(定価7640円)
全長200mm
2面幅5.17*φ8.25(実測)のほうを使う。
もう一方は6.21*φ8.35
HAZET 2594

写真は、2面幅5.17*φ8.25のほうです。
モンキーよりも専用ツールを使いたいものです。
入手価格2480円ヤフ(送料110円)
ピストンロッドの先にぴったりと嵌まる。
     



Click on each image for a larger picture

(C)2001-2007 Hello New beetle All Rights Reserved.