Plextor PX-W2410TAのレーザー調整


こちらにご紹介の改造を実施するかしないかは自己判断でお願いします。またここに書いてあることが原因で貴殿が被るあらゆる不利益に対して私は責任を負いません。ましてやここに記載された内容をもとにPLEXTORに問い合わせ等なさいませんようにお願いします。
ボリウムを回してもダメなものはダメである場合もある。改造後の書込み品質の評価は難しいよ。

We can not be held responsible, however, for any damage that these tips might cause. You use them at your own risk.
プレクスター PX−W2410TAのレーザー調整
PLEXTOR PX−W2410TAを中古で購入。しかしどうもCD−RWの読み込みがかんばしくありません。
そこで、内部をばらして、レーザーの調整をしました。
いろいろこのシリーズを購入してわかったのですが、PX−W1610TA、2410TA、4012TAはトレーの構造、ピックアップ部の配置・機構は同じですので、調子の悪いドライブをお持ちの方は、この調整を参考にされると良いかと思います。PX−W1210TAはトレー、フロントべゼルの金型がこの3機種とは異なります。一世代前の金型のようです。調整個所は同じですので、参考にはなります。(私のPX−W1210TAはさわらなくてもGOODでした。)

信濃絹糸製 プレクスター PX−W2410TA

あらかじめ作業前に、トレーを出しておきます。

私の場合は、PCの電源コネクタを接続して、トレーを出してから作業にとりかかりました。

まずは底板のねじを外します

  ※底板は外しません。

フロントパネルを外します

道具は傷をつけないように、竹の割り箸の先を削ったもの使用しました。
上ブタをお尻から少しずつ持ち上げると、容易に分解できます。

ピックアップ部が見えますので、少し手で移動させて、作業しやすいところまでスライドさせます。
調整箇所である半固定抵抗の場所はここにありますが、このままでは調整ドライバーが斜めにささることになり、作業性が良くありません。

参考写真
PX-W4012TAはこうなっています。
半固定抵抗の調整をドライバーはエンジニアのセラミック調整ドライバーはDA−84(青)0.4×1.3がぴったりはまりました。先っぽのセラミックドライバービットを柄から外して使用します。

ちょっと作業性は良くありませんが、指先にすこし力がいりますが、こうやって持ち、半固定抵抗を回します。

初期ボリウムポジションはどこなのかは目視では良くわかりません。
この2410は、初期状態からすこし半時計回り(CCW)に10度ぐらい回して最良となりました。
※最初は他のドライブと同様だと思い、時計回り(CW)に回したのですが、読み込み速度が遅くなり、どうも読み込みエラーをしているようでしたので、思い切って反対方向に回したらうまくいきました。
調整前にマジックでマーキングしておくと、移動量がわかりますのであらかじめ黒ペンでマーキングしておくと良いでしょう。
元どうりに組みなおし、PCへ接続します。
うまくいかないこともありますので、3回ぐらい調整をやりなおすことになります。毎日、PCの電源を入れたとき、3時間ぐらい経過したとき、それぞれうまくマウントできるか、読み込みが遅くないかか確かめます。手持ちのメディアもいろいろ試しましょう。


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